sikyo〜京大生はこうやって勉強してた〜

大学受験対策記事や、大学生の生活について書いています。

大学二次試験の対策につなげる英語学習法!

GWもあけて夏休みまで秒読みとなって

まいりました。

 

前記事でも言いましたが、

 

sikyo.hatenablog.com

 京大だけにかかわらず、国公立大学を目指す

学生諸君は、夏休みに二次試験対策を徹底

しなければなりません。

 

今回は中でも英語の二次試験対策に移行する

前に到達しなければならないレベルまでの

学習の進め方を紹介します。

 

①文法の完全な理解、単語の語義の理解

 

②英語の文章の構造を把握して強弱をつけて

読める

 

③速読力と、記号問題の正確性

 

まずは単語と文法ですが、単語は単語帳を用いていっきに

覚えきりましょう。

 

単語帳はどれでも構いませんが、オススメはシス単

ターゲットです。シス単の前3分の2くらい、ターゲット

なら1400の方は意味がわかるだけではなくて綴れる

ようになっておきましょう。

 

ここで覚えてほしいのは、単語の原義、その単語の持つ

英語におけるニュアンスです。

 

二次試験において単語帳通りの意味で訳すことは

ほぼ皆無です。文脈に応じてその単語の持つ

原義から推測して、和訳する能力が上位国公立大

では求められます。

 

次に文法ですが、文法レベルで穴があると二次試験の

勉強で必ず詰まります。

 

二次試験は日本語っぽく差し障りなく訳しとけば

点もらえるでしょ?

 

そう考えるのは半分あってて半分間違っています。

 

確かに入試本番では文章をなんとなく理解して

差し支えなく訳しておけば点はもらえます。

 

しかし私が問題視しているのは勉強する時の

話です。文法や単語レベルで穴があると、訳すのが

難しかったり、立ち止まった時に何が問題なのか

わからなくなってしまいます。

 

単語がわからないのか?そもそもその単語は覚えるべき

単語でなく、大学側は文脈で推測することを

要求しているのか否か?文法でわからないのか?

 

原因がわからなければどう対処すればよいか

分かりません。その分必ず勉強のスピードは

落ち、誤った対処をして時間を無駄にし、

変な癖をつけてしまって、

 

逆効果になる可能性もあります。

 

文法の勉強法ですが、まず学校の授業で全範囲の学習を

する、あるいはフォレストなどの参考書を用いて

自分で高校文法を全て学習する(私は後者ですが)

 

総合英語Forest 7th Edition

総合英語Forest 7th Edition

 

 

 

次にネクストステージやスクランブルなどの

文法問題集を解いていきます。

 

スクランブル英文法・語法 4th Edition

スクランブル英文法・語法 4th Edition

 

 

 

 

Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服

Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服

 

 

ここで文法問題集の使い方ですが、

 

20問程度まとめて解きます。

この際絶対に時間を測って解いてください。

 

目安は一問あたり多くて30秒

 

実際にやってみてください、最初は結構キツイです

 

なぜ時間を測るのか?もちろんセンター試験など

は時間に迫られるため速く解ける必要がありますが、

 

センターはゆっくり解いても十分に間に合います。

そんなことではなくて、大事なのは文法問題

をみた時に反射的に反応できるようにすることです。

 

文章を読んでる際にいちいちここはこういう文法で〜

などとごちゃごちゃ考えてる時間はありません。

 

他動詞と自動詞の概念や時制、自動詞につく副詞の

コロケーションなど、反射的に判断できるように

してください。

 

問題集の文法の範囲を時間を測って解き、

確信を持って正解した問題にはチェックをつけ、

 

2週目以降はチェックのついてない問題だけを

解くようにし、全ての問題にチェックがつくまで

集中的に繰り返します。(だいたい10〜15週すれ

ば終わります)

 

解説を読んでもわからないところがあればそこが

穴になるのでフォレスト等を読んで復習して

ください。

 

ここまでやると文法は完璧に、単語も分からないものは

ほとんどないはずです。ここまでの進度で河合模試

英語の偏差値で65〜ぐらいは出るはずです。

 

英語の文章は良い文章ほど抽象→具体がキチンと

示されており、トピック→サポート→コンクルーディング

の流れが綺麗です。

 

また1つのパラグラフにつき原則トピックが1つです。

なぜかというと日本語の形式段落と違って英語の

パラグラフはトピックごとに分けられます。

 

だからもちろん1つのトピックについて1つの

パラグラフが存在します。

 

これらを意識して段落ごとに筆者が何を述べたいのか

を意識して全てのパラグラフの内容とつなげながら

読んでいき、文章全体で何を言いたいのかをつかみます。

 

最後は速読力です。これは説明するまでもないかも

しれませんが、大学受験英語においてこのスキルは

必須です。

 

実際に京大などの国公立大学の過去問を解けば

ゆっくり読んでもまあ間に合いますが、

 

時間的な余裕は持っておくべきです。

私の場合ですと、センター試験で40分

京大二次試験で30分は余りました。

 

余った時間で見直しや、答えの推敲が

できるのでより高得点が望め、安定します。

 

具体的な方法をいうと、まずセンター試験ぐらいの

簡単な長文を毎日読みます。1日5個ぐらい。

過去問で構いません。この時も必ず時間を測って

読んで、スピードを意識してください。

 

センター試験レベルで慣れてきたら、MARCHや

関関同立の過去問を読んでいきましょう。

 

文章を読むスピードが上がるだけではなく、

背景知識もついていきます。

 

最後は早慶上智などの難関私立大学の

過去問を読みましょう。このレベルでは

もはやスピードはいいので

 

内容を取ることに集中しましょう。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか?簡単に説明しましたが

実行するのは結構根気が必要です。

 

粘り強く頑張りましょう。説明したことを全て

実行できれば、自信もつきますし、

たかが大学入試レベルの英語でつまずく

ことはなくなるでしょう。

 

頑張ってください!